ガチンコを標榜しながらヤラセ疑惑が指摘されることもある、太川陽介の「バス旅」。4月6日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送された「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅11」でも、疑惑が持ち上がった。
「太川のバス旅で指摘されるヤラセ疑惑というのは、有利になりそうなチームに足を引っ張る人物を入れ、接戦を作り出しているのではないかというもの。その役は、芸人が担います。これまでプラス・マイナス岩橋良昌がゴール目前で急にトイレに行きたいと言い出したり、パンクブーブーの黒瀬純が足を痛めたと訴えて文字どおり足を引っ張ったこともありました」(週刊誌記者)
他にも芸人のスギちゃんがはぐれて列車に乗り遅れたこともある。フルーツポンチの村上健志がホテルの鍵を返し忘れ、返却のために戻ったこともあった。
そして今回、その役を担ったとされているのがピン女芸人の牧野ステテコ。ヤラセが指摘されたのは第4チェックポイントでのこと。
第4チェックポイントはお店で醤油を購入し、直売所で卵を買って「卵かけご飯」を作り食べるというミッション。2つのお店は離れているため移動しなければならず、歩いている途中で醤油の瓶や卵を割った場合、戻って購入しなければならないルールだと説明された。
牧野たち鉄道チームはまず卵を買い、醤油店に向けて歩いた。卵を入れたビニール袋を持っていたのは牧野。すると醤油店を目前にして、牧野が「卵かけご飯を食べられるうれしさを表現したギャグをやりたい」と言い出しギャグを披露。両手を振り上げた際にビニール袋を放り投げ、アスファルトに叩きつけられた卵は割れてしまった。
結局、鉄道チームは卵の直売所に戻るはめになっている。
「このシーンはあまりに露骨すぎました。卵を無造作にビニール袋に入れていて、歩いている最中に割れてもおかしくなかったんです。割れないまま醤油店近くまで来てしまったので、牧野にギャグをやらせてワザと割ったとも思える行動でした。卵を持ったままギャグをやろうした牧野を、村井美樹とバイきんぐ西村瑞樹が止めなかったのも変です。牧野がビニール袋を放り出した手つきも不自然で、ワザとやっているようにも見えましたね」(前出・週刊誌記者)
このアクシデントもあって勝負は接戦に。最後まで手に汗握る戦いが繰り広げられた。牧野ステテコの行動はヤラセか、それともガチか。答えは永久に闇の中だ。