人間、誰しも「そこは突っついてほしくない」ところが必ずある。そんな苦笑いの賞をまとめてどーぞ。
残念だが、天才・武豊も「朝勃ちしない」年齢になったということだ。
今年2月16日、京都1R未勝利戦、1番人気は武豊とのコンビのエキゾチックマター。単勝は1.9倍の断トツ。ところが逃げてあっさり7着に沈んだ。早朝からビンビン、ガチガチだと思われていた本命馬が中折れどころか、しおしおのぱ~とばかりに無抵抗のまま抜かれていった‥‥。
「一昨年は東の蛯名とともに、早朝のレースに強かったんですけどね。考えられる理由としては、未勝利戦の有力馬は前々の競馬から押し切るケースが多い。その点、武豊が逃げた時、その後ろが絶好のポジションになるんです。岩田のようにケツを振って逃げず、まっすぐキレイに走らせてくれるからかわしやすい。そういったことも実力があやふやな馬が多い午前中で結果を残せない理由だと思いますね」(関西スポーツ紙・記者)
さて、品行方正な人柄で厩舎サイドから大人気の若手の浜中俊(25)にも、意外すぎる弱点が見つかった。テレビ局競馬番組スタッフが話す。
「浜中が牝馬で成績を落としているとはビックリでした。彼は初めてつきあった女性と結婚したという『一穴主義者』だから、実は女性が苦手なのかも(笑)」
結婚直後、競馬番組のインタビューで、「他の女性は知らない」旨のコメントをして、当時キャスターで独身タレントの井森美幸が思わず「ステキ!」なんて騒いだものだ。
「それで最近、夜の小倉で遊び始めたのかもしれないですね(笑)。ただ、浜中といえば、そのあたりの柔らかい騎乗ぶりから福永2世とも言われ、昨年のジャパンカップでも剛腕の内田からデニムアンドルビーを乗っ取り、しっかりと2着に持ってきた。つまり、牝馬でも良血の“イイ女”じゃないとダメってことですかね」(記者)
悪い評判を聞かない男だが、もう一度ご覧あれ、今回のワースト騎手大賞でも、さまざまなカテゴリーで顔を出していた点も馬券ファンとしては気になるところ。記者もうなずく。
「堂々と『4着王キング』にも輝いてましたよね。どちらかといえば、前に行って押し切るのが得意だし、脚を余すより、早めに動くのを好むタイプ。最近は勝負にいって失速するケースも見受けられるだけに、今後もワースト騎手の各部門の常連になる可能性はありますね」
全ての賞に触れるスペースはないが、最後に注目の「2桁着順王」は国分優作(23)に輝いた!
「こんなことまで調べたんですか。ボクらには関係ないですけど、馬主には怒られるだろうなぁ(笑)」(スポーツ紙・デスク)