歌舞伎俳優の市川海老蔵が、4月21日発売の「週刊文春」で130分にわたるインタビュー取材に応じ、義妹でフリーアナウンサーの小林麻耶に対して真っ向から反撃ののろしを上げた。
ここ最近、麻耶は自身のブログで幾度となく海老蔵への猛批判を繰り返しており、海老蔵が亡き妻・小林麻央さんの病室で競馬新聞を読んでいたことや、麻耶が「俺のこと好き? 子ども産んでよ」と耳元で囁かれ、襲われたことなどを暴露。麻耶は再三にわたり謝罪を求めていたが、海老蔵は静観を決め込んでいた。
海老蔵は文春の取材に対し、「取材依頼をもらってから、ずっとためらっていたのは確かです。でも、公演関係者にも相談して決断しました。子供たちやお義母さんのためにも、ここで終わりにしなくてはいけない。全てをお話しすることにします」
と決意したのだという。
そして「病室で競馬」疑惑には、
「闘病が2年以上に及び、どうしても深刻な雰囲気になることもありました。あえて『元気になったらハワイに行こう』と言ったり、時には競馬新聞を見ながら、麻央に『何番が来ると思う?』と話しかけたこともあります。麻耶さんが不快に思われたのなら、本当に申し訳なく思っています」
また、民間療法を強要したのではないかとの指摘には、
「麻央から、同級生の内縁にあたる方を紹介されました。その方が施す自然治療を試してみたい、と」
あくまでも麻央さんが希望したと主張した。芸能ライターがこの反論の背景について解説する。
「今までダンマリを決め込んでいた海老蔵ですが、さすがにこのまま麻耶の言いたい放題にされっぱなしではマズいと思ったのでしょう。ただ、麻耶の耳元で囁いた件について否定はしているものの、『誤解を招くようなことがあったのかもしれませんが』と、なんとも歯切れが悪い印象です。もっとも、今回の海老蔵の取材対応に、麻耶は『待ってました!』の心境かもしれません。彼女にとっては新たなツッコミどころ。要はブログのネタができたわけですから、今後、口撃がエスカレートすることも予想されますね」
泥沼の様相を呈してきた海老蔵と麻耶のバトル。もはやどちらが勝者になっても、一度失墜したイメージが復活することはないだろう。
(ケン高田)