お笑いタレントの片岡鶴太郎が大ブレイクしたきっかけは、1981年から89年まで放送されたお笑いバラエティー番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)。「ひょうきんベストテン」の人気コーナーで披露された近藤真彦のモノマネ「マッチで~す!」だった。
ブレイク後、本家マッチとのとある雑誌の対談で近藤の口から出た、的を射た質問がある。それを鶴太郎が懐かしく振り返ったのは、俳優で作家、小野寺丈のYouTubeチャンネル「丈熱BAR」の、4月24日付け「【片岡鶴太郎】『オレたちひょうきん族』誕生の秘密とマッチ(近藤真彦)で大ブレイク!?」と題した投稿回に出演した際のことだ。
当時、平日の帯番組「笑ってる場合ですよ!」のネタコーナーで月イチ出演していた鶴太郎。マッチのモノマネの放送直後に「ひょうきん族に」出演すると、「ひと月前に出たときの反応(歓声)とは全然違うんですよ」。
静岡県でのイベント出演時には、お世辞にも近藤に似ているとは言えない鶴太郎の風貌ながら、「マッチ~、マッチ~!」の黄色い声援が飛んだそうだ。
そんなマッチ本人と雑誌の対談で会った際、「鶴ちゃんはさあ、オレのマネって難しいの?」と的を射た質問が飛び出した。鶴太郎は「う~ん、そうだねぇ…」と、しどろもどろに。
そんなやり取りが面白おかしく語られたが、約40年が経過した今、大人になった「ひょうきんマッチ」と「本家マッチ」の並びを改めて見てみたいかも。
(所ひで/ユーチューブライター)