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「ロッテ佐々木に球審詰め寄り事件」で槙原寛己が伝授した不服時の「正しい対処法」

「佐々木朗希が投げると何かが起きるし、注目度の高さみたいなものが、今の野球界をすごい盛り上げてくれてるなって気がしますよね」

 令和初となる完全試合を達成した佐々木(千葉ロッテマリーンズ)をそう評したのは、平成唯一の完全試合達成者・元巨人の槙原寛己氏だ。槙原氏のYouTubeチャンネル「ミスターパーフェクト槙原」(4月25日付け投稿回)で、前日の4月24日に開催されたオリックスVSロッテ戦を振り返ってのことである。

 2回裏、ボール判定に佐々木が不服の態度を取ったと思ったのか、白井一行球審がマスクを取り、険しい表情で自らマウンドに詰め寄るシーンがあった。

 ネット上では賛否両論、物議を醸しているが、槙原氏は白井球審の行動について「あのイニング終わった時に駆け寄って行って(中略)諭してあげるのが、ボクは正解だと思うんですよ」と持論を展開。一方で、佐々木には「アメリカに行ったら(審判の対応は)もっと厳しいですよ」と、双方にモノ申したのだ。

 そこで動画スタッフから「球審への不満対処法」を問われると、「最後の抵抗としては、同じ球投げてやるしかないですよね。おんなじ所に投げてやる。これでもかって」。

 1984年5月12日、現在の佐々木と同じく当時20歳の槙原氏が阪神戦に先発。1回裏、1、2番を四球で出し、3番の真弓明信を迎えた場面。初球のカーブがボール判定。2球目の真ん中低めのストレートはストライクでもおかしくないキワドサながら、またも判定はボール。不服顔の槙原氏は3球目、4球目と同様のコースにストレートを投げ込んだ。

 それが災いして3連続四球となり、満塁のピンチを招く。そこで4番・掛布雅之にタイムリーヒットを打たれた。

 結果は13対6の大差で負けた試合だったが、槙原氏の負けん気はうかがえた。敬遠球を新庄剛志(当時、阪神)に打たれたり、槙原氏も「投げると何かが起きる」と思わせる投手であった。

(所ひで/ユーチューブライター)

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