乃木坂46が5月14から15日の2日間、結成10周年ライブ「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催(日産スタジアム)。名だたるOGメンバーたちが登場して会場のファンを驚かせた。
初日には初代センターを務めた生駒里奈に加え、伊藤万理華が、2日目には白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花、松村沙友理、高山一実と、2日間で計7人の参加となった。音楽業界関係者が言う。
「14日の公演では、乃木坂の代表曲『制服のマネキン』が流れ、この楽曲でセンターを務めていた生駒が突如ステージに現れると、予想外のサプライズに、会場にはざわめきが起こりました。15日のアンコールでは、ライブでは確実に盛り上がる『ガールズルール』が披露され、センターを務める白石は『日産スタジアム~、出し切れ~!』と観客を煽った。会場のボルテージは最高潮に達しました」
グループ結成初期を支えた1期生が集結し、まさに10周年にふさわしいライブとなったこともあり、ファンからは歓喜の声が。
「生駒ちゃんの『制服のマネキン』がまた見られるなんて…普通に泣けたわ」「まいやんになぁちゃん、いくちゃんも見られて、乃木坂ファンでよかったわ」といった具合だった。
中でも、自身の卒業シングル「最後のTight Hug」で約5カ月ぶりに登場した生田に最も意外性があったと感じるファンが多かったようで、「あんな殺人スケジュールが組まれてたら、普通のOGは来ないって」「いくちゃんの乃木坂愛は本物だね」など、生田への感謝の声が殺到したのだ。
アイドルライターがその理由を解説する。
「生田は5月7日から東京公演がスタートしたミュージカル『四月は君の嘘』に出演中で、週1回の休演日を除き、5月29日まで週6ペースで舞台に出演。今回のライブ初日だった14日には昼と夜の2公演をこなしており、ライブ2日目でサプライズ登場した15日も、昼の公演を終えてから日産スタジアムに駆け付けています。この日は夜の公演がなかったこともあって、サプライズ出演が実現したものの、翌16日にはまた昼と夜の2公演をこなしている」
こんな豪華なライブはこの先、ないかもしれない。
(石田安竹)