「麻央の月命日です。今日は私にとっても大変な一日でしたが、そして実りある一日でした」
これは歌舞伎俳優の市川海老蔵が、5月22日の夜に更新したブログである。タイトルは「そして今日は」。2017年6月22日に亡くなった妻の小林麻央さんへの思いを綴ったのだ。さらに、
「睨みの前に後見が出てきます。後見が肌脱ぎする時に私にてんとう虫が止まっていたそうです。見に来てくれたのかなーと思ってしまった」
海老蔵はこの日、開業10周年を迎えた東京スカイツリーの頂上で「にらみ」を披露し、話題を呼んだ。
スポーツ紙芸能担当記者が言う。
「海老蔵は麻央さんの姉・麻耶による度重なる暴露に加え、複数の女性との多重交際を報じられ、大ダメージを受けたばかり。今回のスカイツリーのイベントも絶賛される一方で『単なるアピール』『こんなパフォーマンスよりもっと芸を磨いた方がいい』などと、ネット上では厳しい声も聞かれました。いまだ世間の悪評を引きずっている状態です」
そんな騒動などなかったかのような、いつも通りに麻央さんへの思いを綴る様子には、驚きの声も相次いだ。
「22日の投稿は、冒頭のものも含めて、計26回にも及びました。イベントを挟んでひっきりなしの更新で、そこには以前と全く変わらない海老蔵がいます。そんな彼には『もはや鉄メンタルぶりが凄い』『鈍感力ってやつ? マイペースすぎて批判してる側がバカみたいになるな』など、皮肉たっぷりです」(エンタメ誌ライター)
海老蔵にとっては、全てが芸の肥やしになっているのかもしれない。