まさに海老蔵ウルトラ万馬券は枚挙に暇なしだが、今でも伝説となっているのが17年4月1日の中山第1レース。
「海老蔵は『スゲーーの当たった』とブログで的中を報告。『3連単500円買おうと思ってたら、手がつべって50000円も しかし、きた…っていくらよ…まじか?! やばっ 金持ちになってしまった 朝の珍事っす、神様ありがとう』(原文ママ)と動揺を隠せない胸中をつづっています」(競馬ライター)
果たして、3連単は657倍、5000円購入で3285万円という超高額配当になった。
その後もブログで馬券予想を続ける海老蔵は、19年の皐月賞では、
「私の皐月賞は サートゥルナーリア!からの三連単フォーメーションです!」
と宣言。レースはゴール前ヴェロックスとの激しい叩き合いを制し、サートゥルナーリアが1着入線。進路妨害の審議となったものの、
「どうなのー このままなら どちらにしても当たってるー」
と、3連単的中を報告している。
しかし、その翌月5月6日のブログでは「ふと思い立ったら吉日」とし、スポーツ紙の競馬欄の写真をアップし、「競馬大好きです。とてもとても大好きです。こんなに熱くなる趣味はなかった、でもふと思い立ったら吉日。今日で競馬やめまーす」と突如、馬券生活から足を洗うことを宣言したのだ。
「一説には負けが込んだためとも言われたが、翌年5月に息子の勸玄(9)と共にそれぞれ團十郎・新之助と親子W襲名を迎えるために願掛けとして競馬断ちしたのではないかと言われている。もっとも、コロナ中には公式YouTubeでGI予想をしたり、昨年12月には買い目こそ披露していないが『今年初馬券』を報告している。今では断を解いているのでしょう」(デスク)
競馬での余勢を駆ってか、5月2日、海老蔵は昨年7月以来、約10カ月ぶりに歌舞伎座の舞台に立った。それでも梨園関係者はこう危惧する。
「海老蔵は、歌舞伎役者としては四面楚歌の状態。YouTubeで海外公演に9000万円を出資したなど海老蔵批判を強める小林麻耶のほか、息子の舞台など独自興行ばかり優先し、30億興行とも言われるW襲名は延期になったままなのです。コロナ明けに満員御礼で行いたい腹積もりなのでしょうが、娘・ぼたん(10)の歌舞伎座デビューが先に決まってしまった。松竹は早く日程を出せと業を煮やしている。しかし、そうこうしている間にSNSでナンパした複数の女性との乱倫交際まで暴露され、ブログでイクメンを気取る海老蔵にとってイメージダウンは必至。ますますW襲名が遠のきそう」
ここは、真っ盛りの春GIシリーズに3連単ボックス勝負で汚名返上するしかない!?