「あんた、そんなんじゃモテないよ!」。シェアハウスを舞台にしたドラマ「吉祥寺ルーザーズ」(テレビ東京系)では、こんな決めゼリフで同居人を一喝する田中みな実(35)。独り身の私生活を覗き見ると、自宅連れ込み戦略が浮かび上がってきた。
「私、けっこう家に人が来るの大丈夫なの。だから本当にいつでも来てほしい」
パーソナリティを務めるラジオ番組「田中みな実あったかタイム」(TBSラジオ)で、元乃木坂46の松村沙友理(29)にこう語りかけたことがあった。同じく乃木坂46OGの西野七瀬(28)も頻繁に田中の自宅を訪問しているようで、芸能ライターが放送を振り返って語る。
「田中と西野は、特にお酒を飲んだり話をするわけでもなく、ただ一緒にいるだけ。田中が『お風呂に入ろうかな』と言っても、西野は気を遣わずに居座り続けるそう。そんな2人の関係を松村は『かわいい』と絶賛。やはり、田中の自宅が女性芸能人のたまり場になっているという噂は本当だったんですね」
人気タレントの指原莉乃(29)も、田中の手料理に骨抜きにされた一人だ。
「20年にビールのCMで共演したのをきっかけに2人は急接近。田中が自宅で和食を振る舞うと、指原は味だけでなく、食器選びやインテリアのセンスに脱帽。コスメや肌ケアのアドバイスまでしてくれるとあって、最上級のおもてなしが口コミで広まり、訪問希望者が殺到しているそうです」(前出・芸能ライター)
田中が自宅に招くのは、なにも女性タレントに限らない。音楽ライターが明かす。
「人気音楽ユニット・ホフディランの小宮山雄飛とはかなり親密な関係を築いています。コロナ禍の最中にはスーパーに同行させて、レジ前の行列に並ばせるだけでなく、買った荷物を自宅に運ぶよう命じるなど、パシリのように扱うことも。いずれにしても、他人を自宅に上げるハードルはかなり低いと言えるでしょう」
人気ミュージシャンだけではない。連れ込み習慣はドラマ業界でも評判のようだ。
芸能評論家の平田昇二氏が耳打ちする。
「共演者から夜の会食に誘われてもNGを出すことが多いですね。外食だと栄養のバランスが取りにくいというのが理由。一方、親しくなった共演者には、男女かまわず自宅ディナーに誘っていますよ」
ドラマ業界でシンパを増やす背景には、あるライバル女優の台頭があった。
「女優として頭角を現してきた宇垣美里(31)ですよ。『明日、私は誰かのカノジョ』(TBS系)では“レンタル彼女”として整形費用を稼ぐ女性を熱演。男性客から尻を揉まれるなど、体当たりの演技が絶賛されています。同じTBSアナ出身で、キャラもかぶり気味なだけに焦りを感じているのかも」(前出・平田氏)
派閥拡大で“ルーザー”とは呼ばせない!?