ダウンタウンの浜田雅功、和田アキ子と、いずれも番組MCを務める芸能界の大御所だが、そんな2人にも物怖じすることなく食い込める、吉本芸人が存在した。
お笑いタレントのケンドーコバヤシが、6月1日深夜に放送された「アインシュタインの愛シタイン」(MBSテレビ)にゲスト出演。MCのアインシュタイン・河井ゆずるをベタ褒めする場面があったのだ。
アインシュタインは、大阪時代の約7年間、ケンコバがMCを務めるラジオ番組で初レギュラーを務めており、この日はアインシュタインが初めてMCとしてお世話になった先輩をゲストに招き、ケンコバがかつて住んでいた大阪・谷町を街ブラすることになった。
アイシュタインが東京進出後も、何度か仕事で一緒になったそうだが、ケンコバは後輩の東京での活躍に「正直、喜びはあったけど、焦ったのもマジであったよ」と告白。
さらに河井について、
「わずかこれだけの上京生活で、もうダウンタウンの浜田さんから“ゆずる”って呼ばれてんねやって、その大物への距離の詰め方。『おい、ゆずる~』って呼ばれたときは、コイツやばいなって思った」
と、大御所にすぐにかわいがられる様子を見て、焦燥感に駆られた思いだったことを明かしたのだ。
「さらにケンコバによれば、河井は『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演した際もフットワークが実によく、『ちゃうんですアッコさん!』などといって上手に入っていく姿に、『大物にマジで強い』と感嘆したといいます。そんな河井は今年2月、『ラヴィット!』(同)で、コロナ感染した麒麟・川島明の代役MCを急遽務めることになった際も仕切りが上手く、ネット上でも『安定感抜群』『いろんなところからオファーが来そう』と評価する声が寄せられていましたね」(芸能ライター)
MCも難なくこなし、大物への食い込み方もすごいとなれば、今後さらに飛躍しそうだ。
(鈴木十朗)