千葉ロッテマリーンズのエースとして活躍した黒木知宏氏が、元巨人・上原浩治氏のYouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉に出演(6月13日)。引退のきっかけとなった2001年に言及した。
この年、黒木氏は開幕から9連勝、オールスター前にリーグトップの11勝を挙げて折り返すも、前年からの右肩の故障が悪化して、後半に戦線離脱。これが尾を引き、復帰登板は04年まで待つこととなった。
その3年振りの復帰戦を、黒木氏は「いちばん嬉しかった」と回想。その登板は本拠地でのセレモニー的なものではなく、場所は敵地の東京ドーム。チーム状況は芳しくなく、ファームで最も調子のいい投手…つまり、戦力として登板の機会を得たからだ、と振り返ったのだった。
ところで「弁当の呪い」と聞けば大げさながら、ロッテには選手の応援弁当を発売するとその後、その選手が故障や成績不振に陥るという、球団にとってよろしくない都市伝説があるようだ。
96年に「決め球はフォークだ!イラブ弁当」を発売。伊良部秀輝は2ケタ勝利を挙げるも、球団とソリが合わず、翌年にはMLBに移籍した。
01年の「石井浩郎弁当」発売直後には、ケガで退団する憂き目にあっており、同年「ジョニー黒木弁当」も発売。その後、応援弁当を辞退する選手もいると聞く。
では昨年、「サンマ弁当」が発売された大スター・佐々木朗希は大丈夫なのか。今年は野球ファン周知の大活躍を見せているが、いつ「呪い」が降りかかるのかと、不安になってくる…。
(所ひで/ユーチューブライター)