記録的早さの梅雨明けで猛暑日が続く中、夏ドラマが本格的にスタートする。業界内では「バスト揺れが視聴率アップに貢献する」とまことしやかに囁かれ、人気女優の疾走シーンが増加。今作も例外ではなく、単独主演を任された永野芽郁とパラリーガル役に挑戦する有村架純が美バストを軽快に揺らし、火花を散らすのだ。
若手人気女優の永野芽郁(22)が、1年ぶりに連ドラに帰ってきた。21年放送の夏ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子」(日本テレビ系)で戸田恵梨香とダブル主演を飾ると、交番勤務に配属された新人警察官を演じ、コメディータッチのドタバタ劇がヒット。最終回の世帯視聴率は12.6%を記録した。
「数字を持っている女優」として急上昇中の永野が選んだ次作は、7月5日スタートのドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系)だ。ストーリーについて、テレビ誌ライターが解説する。
「永野演じる若き女性CEO・成川佐奈の会社『ドリームポニー』は教育系アプリを手がけ、ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上、設立10年以内の非上場ベンチャー)を目指す中、会社の雰囲気とは異なるおじさんサラリーマン・小鳥智志(西島秀俊)が部下として転職してくる。それをきっかけに仕事と恋愛模様が急展開する大人の青春ドラマが描かれていきます」
座長を務める永野は、明るいキャラクターで撮影現場を引っ張っていた。
「いつもハツラツとした笑顔で挨拶をしながら現場入りするので、そこにいるだけで周囲も和やかな雰囲気になります。女性CEO役ということで、事前に会社経営者の資料も読み込んで臨んでいました。現場でイジられることが多く、『そんなこと言わないでくださいよ~』と、そのたびに永野さんがツッコむ姿がかわいくて、おじさんスタッフたちがメロメロになっています」
初夏を思わせる日差しが降り注ぐ6月のロケでは、東京の日本橋付近で撮影が行われた。目撃したサラリーマン男性はビックリした様子で、
「平日の昼間の撮影で、スタッフが20人ぐらいで取り囲み、その中心にTシャツにジーンズ姿のスレンダーな色白の美人がいて、よく見ると永野さんでハッとしました」
普段はそれほど通行人の多くない場所だが、50名ほどのギャラリーが遠巻きに見守っていた。それもそのはず、この日は猛ダッシュするシーンを撮影していたので、ギャラリーの視線も思わずバストの動向に集まっていたのだ。先の目撃男性が続ける。
「本数は5本ぐらいだったかな。細かくカット割りをしていたようで、約20メートルの距離をダッシュし、数分のインターバルで次々とこなしていったんです。彼女のスレンダーボディは激しく乳揺れするというより、薄手のTシャツが風になびくといった様子で、そこまで大きく上下に揺れる感じではなかった。ただ、Tシャツの下にチューブトップのブラをしていたのが、一目瞭然。それがけっこうせわしなく動き回っていたんです。もしかして、意外とバストが大きいのかなと想像してしまいました(笑)」
奇跡の僥倖場面を見られたのは羨ましい限りだが、ドラマの予告では、共演者に手を掴まれて走るシーンがあった。しかもカメラはスローモーションで乳揺れを捉えていたことで、じっくり堪能できてしまうのだ。
今や若手トップ女優の呼び声が高い永野について、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏も太鼓判を押す。
「18年放送のNHK朝ドラ『半分、青い。』で全国区になってから、最近は目に色気を感じさせ、透明感のある色白美人に妖艶さが加わりました。それでいて小悪魔的なあざとさも持ち合わせているので、特におじさん世代はM心をくすぐられてしまう。どの役を演じてもキャラクターに合っているので、出演作品の数字のよさにもつながっているのではないでしょうか」
大人のフェロモンを醸し始めた永野だが、実は全国区のブレイク前夜に、処女濡れ場をすでに経験済みだったのだ。
「17年放送のドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)に女子高生役で出演した際、窪田正孝とベッドシーンを演じています。自宅のベッドでカーディガンのボタンを外されている途中、『待って、自分で脱ぐ』と言って立ち上がると、『あの話、本当だからね。こういうのまだしたことないっていうやつ』と、処女を告白。それから、制服のシャツとスカートをおもむろに脱ぎ、背中ヌードを披露したのです。そこで場面は変わり、行為後に裸のままベッドで抱き合っていました。当時、17歳での大胆艶技に度肝を抜かれましたが、視聴率は6%台に沈んでいて、話題にならず、今となってはお宝というわけです」(芸能記者)
作品に必要とあれば脱げる女優の片鱗を見せた永野。今作では企業の成長と恋愛も描かれるだけに、濃厚なラブシーンにも期待したい。