お笑いユニット「おいでやすこが」のおいでやす小田、こがけんが、7月2日放送の「フットマップ」(関西テレビ)にゲスト出演。こがけんが、下積み時代の変わり種バイトについて触れる場面があった。
2020年の「M-1グランプリ」で準優勝して以来、売れっ子となった2人だが、下積み時代は長かった。MCの「フットボールアワー」後藤輝基から「お前ら、ホンマ忙しい。休みあんの?」と聞かれ、小田は「(事務所に)『休みいらない』って言ってるんで。20年、休みやったんで。一生分、十分お釣りくるぐらい休みました」と語った。
さらに後藤が「正直、辞めようかなとか思った?」と尋ねると、こがけんが「毎日、『やめよう』『いや、やろう』を繰り返すんですよ」と告白。「ホント、わけ分からん状態でした。バイトを詰め込み過ぎて。『黒板消し』のバイトとかもあったんです」と振り返った。
後藤が「何それ?」と黒板消しのバイトに興味を示すと、こがけんは「人気講師はそんな(黒板を消す)時間がないんで、50分、野ざらしの駐車場で待ってて、授業が終わるとともに2つの部屋の黒板を消すっていう…」と説明。そのバイトの時給は最初1100円だったが、「半年後に何を評価されたのか、50円アップしました」と明かし、後藤を笑わせた。
「芸人はオーディションなどのために時間の融通が効くように、変わったバイトを経験しているケースが多いようです。レイザーラモンRGも、予備校の黒板消しを経験。ドランクドラゴン塚地は墓石カウントのバイトをしたそうで、墓石が建てられたのが昭和50年以前か以後かを調べ、カウントしていたとか。三四郎の小宮浩信は、デパート屋上のアドバルーンが飛んでいかないように監視するバイトをしていたそうです」(芸能ライター)
お笑い芸人の下積み生活は大変なようだ。
(鈴木十朗)