「ミスター」こと長嶋茂雄氏と、「ID野球」でヤクルトを日本一に導いた名将の野村克也氏は意外な共通点があった!?
そんなエピソードを明かしたのは、かつてヤクルトの主力として活躍し、95年シーズンオフには巨人にFA移籍した広澤克実氏だ。
7月15日のプロ野球OBクラブのYouTubeチャンネル〈プロ野球OBクラブチャンネル〉に出演した広澤氏は、巨人時代のキャンプでの話として、当時の長嶋監督の意外な一面を語ったのだ。
巨人のキャンプ地には、ヤクルト以上にファンが集まっていたそうだが、多くのファンの中、長嶋監督はイヤな顔ひとつせず、挨拶をしながら歩いていたという。
ところが一人の女性の前で、
「気に入った若い女の子には『うん~、キミはどこから来たんだ~? ん~?』って止まっちゃうんですよ」
実は、この点はかつての野村監督にも共通しているそうで、
「気に入った子がいると、『どっから来た?』って。英雄ってのはそういうもんなんすかね?」
この発言に対しては、同じく出演していた、元ヤクルトで現在は参議院議員でもある青島健太氏がこう語った。
「野村さんもね、女子アナとかと、いっつも話してたもんね…」
長嶋氏を「ヒマワリ」、自身を「月見草」と例えた野村氏。ヤクルト監督時代(90~98年)には、試合前には握手をしないなど、巨人・長嶋監督(93~01年、第2次政権)とのライバル関係を演出していたものだが、そんな2人がともに女性に熱視線を投げかけていたとは、やはり青島氏の言う通り「英雄」の証なのかもしれない。
(所ひで/ユーチューブライター)