「水曜日のダウンタウン」(TBS系)のコーナー「説教中の『帰れ!』額面通り受け取るわけにはいかない説」に登場した「カミカミ芸人」が話題となっている。
先輩が後輩にドッキリで説教を行い、「帰れ!」と一喝した後に、後輩が場を離れるまで何分かかるかを検証した同コーナー。
最後の仕掛け人として登場したのがチャンス大城。
自分を慕ってくれる数少ない後輩だという「インたけ」ことインタレスティングたけしを個室居酒屋に呼び出して説教を始めた。テレビ誌記者が説明する。
「インたけは普段からスムーズに話すことができない『カミカミ芸人』。今回のドッキリでも、チャンスに会った瞬間から噛みまくっていた。スタジオの霜降り明星・粗品も『変な奴や!』とツッコんでいました」
ナレーションでも「さすがチャンスの後輩」「パンチの効いた男」と紹介されたインたけ。
チャンスとの珍妙なやりとりは、スタジオの爆笑をさらっていたのだが、
「8月になってNPO法人日本吃音協会が『水ダウ』に対して『吃音者に対する差別と偏見を助長する』とした抗議文を送ったと発表したのです。インたけのカミカミぶりを茶化した同コーナーの内容を『吃音者をバカにしている』と受け取ったものなのですが、ネット上では逆に『インたけの芸風を否定するな』といった声が相次いだ。結果、同協会が炎上する事態となりました」(前出・テレビ誌記者)
その後、批判に対し、同協会が「吃音のある芸人さんの活動を否定したいわけではない」と反論した。
騒動の当事者となったインたけだが、彼が「絶対に噛まないシチュエーション」があるという。お笑い関係者によれば、
「チャンスいわく『インたけは歌っている時と、危機が迫った時は噛まない』。以前、酔っ払って新宿2丁目の公園で寝ていた際に、80歳ぐらいのお爺さんに体をまさぐられていたことに気付いたインたけが『ジジイじゃねえかよ!』と噛まずに叫んでいたと、トーク番組などで明かしています」
騒動が収束しても、インたけに注目だ。
(川瀬大輔)