滞在中のドバイから帰国せず、8月3日の臨時国会を欠席したガーシー参院議員。
提出していた海外渡航届を参院議院運営委員会理事会が全会一致で許可しない判断を下したことについて、同日配信した自らのYouTube動画で「イジメやであんなの」と反論。
詐欺罪で逮捕される可能性を危惧しているとして「200%の保証がないと帰らない」と言い切った。
そんなガーシー議員は8月2日に初の著者「死なばもろとも」を刊行。発売翌日に10万部を売り上げる大ヒット作となっている。
アテンダーを経て暴露系ユーチューバーとなるまでの人生が事細かに綴られているのだが、
「単なる自叙伝ではなく、YouTubeで行っているような有名人の暴露に興味がある人も存分に楽しめる内容でした」
と語るのは芸能記者である。続けて、
「ロンドンブーツ1号2号の田村淳が品川祐を馬乗りになって殴った話や、広瀬アリスがRADWIMPSの桑原彰にブチギレた話など、刺激的なエピソードばかり。『裏のパパ活リストに載っているアイドルの名前』といった、本当にヤバイ部分は黒塗りで書かれていて、そこを想像するのも楽しかったですね」
そこで思わぬ形でトバッチリを食らった芸能人も。芸能記者がさらに続けて、
「気の毒だったのが、細川たかし。『開けっぴろげで豪快なスター』として好意的な書かれ方をしているのですが、暴力団との交際をしれっとバラされているんです」
知人の紹介で細川に会ったというガーシー氏。
「札幌のススキノでバーを経営していたガーシーに、どこがケツモチなのかを聞いた細川が『そこじゃダメだろ』と言い『これを拡大コピーして額に入れて飾っとけ』と、某大手組織の人物の名刺を渡したとのこと。以前からたびたび、各メディアで細川の黒い交際が報じられていましたが、大ヒット本で蒸し返されたのは、なんとも痛かったのでは」(音楽関係者)
不運にして、流れ弾に当たってしまったのである。
(川瀬大輔)