演歌歌手の山内惠介が、8月13日放送の「モモコのOH!ソレ!み~よ!」(カンテレ)にゲスト出演し、「NHK紅白歌合戦」の差し入れ事情を明かしている。
15年から7年連続で紅白に出場している山内。その舞台裏では、審査員も含めた出演者全員が差し入れを用意し、それぞれが全員の楽屋に持っていくのがならわしになっているという。
大物アーティストたちの差し入れがどんなものか気になるが、山内によると、
「黒柳徹子さんだったら、茶巾寿司。椎名林檎さんは、おしゃれな雨傘。嵐さんは『嵐』という刻印が入ったお菓子。ただ、楽屋を見つけるだけでもひと苦労なんです。どこにいらっしゃるのか、という感じ」
大人数ゆえの苦労も明かしたのだった。さらには、
「大先輩方とお会いできるのは紅白ならでは」
とした上で、森進一の楽屋を訪れた際に挨拶すると、
「おう、見てるよ!今、大事な時だから、女に気を付けて」
などと助言されたという。放送担当記者が語る。
「紅白の放送後には、出場者全員が揃って、食堂での打ち上げがあり、細川たかしが音頭を取って出場者一人ひとりが挨拶。そばやおでんの屋台が出て食事ができるといい、山内は『紅白は普通の歌番組とは違って、大晦日の大きなお祭り』と説明していました。紅白で以前、副音声を担当していたバナナマンも、ラジオ番組で紅白の舞台裏について語っていましたが、実は楽屋での弁当がないのだとか。それだけ差し入れや打ち上げで出る食事が充実しているということですよ」
そんな紅白も、そろそろ出場者にまつわる話題がチラホラ出てくる時期に入ってきた。
(鈴木十朗)