芸能

性ビデオ告白からバストトップ整形まで…コンプライアンスに挑戦する「じっくり聞いタロウ」の激ヤバ暴露話

 テレビ東京で最も「攻めている」番組が、木曜深夜0時の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」だ。深夜とはいえ、これ大丈夫なのか、というような、危ない話が飛び交う。とりわけ、アシスタントやゲストに艶系女優が多め。いまどき貴重な番組だ。

 8月5日の放送は、ゲストに艶系女優の小倉由菜。小倉いわく「撮影の翌日にこの番組の収録が多い」といい、昨日も撮影してきたと、その様子を少々。

 2番目のゲストには、ポーカープロから艶系女優になった亜莉紗が登場。37歳で「25周年記念マジックミラー号シンデレラオーディション」に出場して準優勝し、デビューした、異色の経歴の持ち主だ。専属で4本契約、出演料は1本100万円だとか。

 驚くべきは、彼女には夫と子供がいるそうで、夫には事後報告で出演。夫は妻の作品をネットで予約購入していたというから、なんとも寛大だ。

 さらに仰天するのは、もう高校生の息子がいること。母親が艶系女優になるなんて、思春期の息子の心中や、いかに!?

 もう1組のゲストもなかなか香ばしく、ギャル雑誌「小悪魔ageha」で人気の読者モデルで、ユーチューバーのちえ・ちか姉妹が登場。揃って整形にのめり込む整形姉妹の「ビフォーアフターと整形費用」を赤裸々に告白。

 整形費用は2人合わせて4000万円! 姉のちえがバストトップを茶色からピンクにするために、レーザーを強めに当てたため、マーブル模様になってしまったという失敗エピソードも、明るく笑い飛ばすところは好感が持てたが…。

 コンプライアンスにがんじがらめで、毒にも薬にもならない番組が増えたが、この番組は人間の欲望やタブーなども含め、人間のありのままを見せる。なんとも挑戦的である。

 この番組が存続するうちは、テレビはまだまだ大丈夫。コンプライアンスのリトマス試験紙のような番組なのだ。

(堀江南)

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