1980年、14歳3カ月の史上最年少で女流王将タイトルを獲得し、その後10連覇した棋士の林葉直子。当時は、“天才少女”“美人棋士”として一世を風靡し、将棋界だけでなくテレビドラマやCMなどにも出演してアイドル並みの人気だった。
林葉の天賦の才能は将棋だけではない。エッセイを上梓し、ティーンズ向けの小説を書けばベストセラー。漫画の原作も手掛けた。将棋連盟を退会した後には、艶系の写真集を出版。あふれんばかりの色香を漂わせた。
そんな林葉も52歳。2月27日放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)に出演したのだが、その姿に視聴者は騒然となったようだ。番組ハッシュタグには<林葉直子さん出てて、昔の面影全くなかった。 人間ここまで変わるのかと衝撃だった>や、別の表現で林葉の現在の容貌に驚いたという意味の言葉を綴ったコメントなど、あまりの変わりように驚いているコメントがみられている。
「林葉は、かつて自著で『アルコールによる重度の肝硬変を患っている』と告白。また自身の容姿に関しては『アバラ骨が浮くほどやせ細ってる』と明かしています。ただ、往年のファンからは、テレビを観て『声は元気そうで安心した』というコメントも多数ありました」(芸能記者)
父親からの壮絶な暴力と搾取。棋士との不貞問題など波乱万丈の人生を歩んだ林葉。番組放送日には自身のブログで<コロナウイルスも逃げていく私の顔を見て下さい>と綴っている。壮絶な人生から解き放たれた今が、いちばん穏やかな暮らしをしているのかもしれない。