お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹が、8月27から28日にかけて放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)のチャリティーマラソンで、無事に100キロを走破。しかし、あまりにも順調すぎたために時間が余ってしまい、「時間調整」したことが物議を醸している。テレビ関係者が言う。
「今までのチャリティーマラソンを見ると、みな満身創痍でゴールするパターンが多かったのですが、31歳の兼近は体力、気力ともに充実していた。通常よりもハイペースでを進んだのです。放送終了約20分前には残り1キロの地点に到達。そのままではエンディングよりもかなり早くゴールしてしまうことから、その後は超スローペースで走っていましたね。結果、エンディングの間際にゴールとなり、直後にお馴染みの『サライ』の合唱がスタート。番組としては、全て思惑通りになったようです」
当然ながら、視聴者もわざとらしい演出にはアキレた様子で、「もうそろそろこういう茶番はやめないか」「別に早くゴールしてもそれはそれでいいと思うけど。わざとらしい感動演出はもう飽きた」「兼近、エンディングで『まさかちゃんといい時間にゴールするんですね』とか言ってたけど、番組に対するキツい皮肉では」といった指摘が相次ぐことになった。
今回の「24時間テレビ」の最高視聴率は28.9%。兼近のゴール後、「サライ」の合唱が始まるシーンだったというが、視聴者は大きな違和感を抱きながら見ていたのである。
(ケン高田)