毎年、何かと物議を醸す「24時間テレビ」(日本テレビ系)のチャリティランナー。今年は、4人のランナーが駅伝形式で走ることに決定した。
選抜されたタレントのいとうあさこは、42.195キロのフルマラソン。ハリセンボンの近藤春菜とガンバレルーヤのよしこは、当初のフルマラソンから10キロ短縮した32.195キロに変更となった。その理由について同局は「猛暑による熱中症や、ケガのリスクを考慮しての措置」と発表。また、最後の1人は当日までのお楽しみだそうだ。
この発表にネット上では「安全面を考慮するなら、そもそも走らせるべきではないでしょ」「室内でも熱中症による死が危惧される中で、炎天下でマラソンして感動が生まれるなんてテレビ局のエゴでしかない」「猛暑なら中止にしたほうがいい。ランナーだけじゃなく、周りのスタッフも危険」などの批判が殺到した。特に視聴者が心配しているのは、昨年11月に下垂体腺腫と診断され、手術のため一時休養していたよしこだ。
「サポートスタッフは万全を期しているでしょうが、ネット上でも『マラソンの練習とか大丈夫なのかな。私も同じ病気だけど、術後は激しい運動とか水泳はNGだった』『よしこさん、病気だったのに走らせていいの?』など心配の声が上がっています。なぜ、相方のまひるではなかったのか。お涙ちょうだい狙いがミエミエだとして、すでに嫌悪感を抱いている視聴者もいます」(芸能ライター)
同じような病気の人たちに向けての励ましにはなるだろうが、仕事とはいえ、くれぐれもムリだけはしないでほしいものだ。