朝井リョウ氏の小説「正欲」が、稲垣吾郎と新垣結衣で映画化されると発表された。新垣は今回、これまで演じたことのない難役に挑むという。
「本作は、家庭環境や性的嗜好など、選べない様々な背景を持った人物たちを描いた物語です。映画では、稲垣が妻と子を養う検察官。そして新垣は『ある特殊性癖』を隠してショッピングモールで働く契約社員を演じるとのこと」(芸能記者)
この発表後、ネットでは、国民的女優の新垣が、映画でどんな特殊性癖を見せてくれるのか、という話題で持ちきりに。「もしかしてガッキーが過激プレイするとか」「玩具にハマる姿だったりして」などと妄想を膨らませる声が相次いだ。
だが原作小説では、男性ファンが期待する内容とはかけ離れた嗜好が描かれているという。
「新垣が映画で演じる女性は、蛇口や水風船から吹き出す水に異常な興奮を覚える、という設定です。異性との行為が絡む性癖ではないですから、映画では直接的な艶シーンが描かれない可能性があります。そのため、性的な行為を妄想していた一部ファンは原作の内容を知ると、『えちえちな場面はなさそうだな』『ガッキーの艶シーンはお預けか…』などと落胆することに。ただ、監督を務める岸善幸氏は今年、映画『前科者』で有村架純がバストを揉まれるリアルなラブシーンを撮影し、ファンから好評を博しました。それだけに新作でも、新垣のオトナな新境地を惹き出してくれるのではないかと期待する声もあります」(前出・芸能記者)
結婚や芸能事務所からの独立など、ここ数年で大きな変化を経験した新垣。「正欲」では、清純の殻を破った熱演を見たいものだ。