元阪神タイガースの鳥谷敬氏が、9月14日放送の「東野&吉田のほっとけない人」(MBS)に出演。今後の阪神の監督について意外な見解を示した。
番組中、「次の監督は誰が適任?」との質問に、鳥谷はなんと「外国人(マートンやアリアス、シーツなど)」と書いたフリップを見せて回答。MCの東野幸治が驚くと、鳥谷氏は「(阪神のことが)分かってない人がいいんじゃないかと思ったんですよね」とし、こう力説したのだ。
「いろんな監督がやってきたんですけど、阪神として勝つために次の監督にどうやってつないでいくかを考えると、外国人にやってもらって、次の監督が誰かを早めに頭に入れておく。その監督の時に勝つためにどうやっていくかワンクッション置くのに、日本人よりも向こうの野球だったりとか違うテイストを入れる。いったん、活躍して貢献した外国人選手にやってもらう」
さらに、「その間に球団としてどういうチームを作るのかをしっかり考えて、次の監督が優勝する。そういう形を作っていくと、阪神が強くなるために、また次の監督に繋いでいくことができるのですけど、いまは単発、単発になってしまっているので」と加えた。
「ただ、鳥谷は自身が監督をやりたいかを問われると『できたら…やりやくないです』とも語っていました。その理由を『阪神は監督になるときは本当に素晴らしいくらい歓迎してくれるんですけど、辞めるときは、素晴らしいくらい叩かれて辞めるんですよ。それをたくさん見てきてるので、ちょっとこれは厳しい』などと明かしていました。ここ最近の阪神の監督を見ても、真弓明信、和田豊、金本知憲と、確かに最後は叩かれまくっている印象が強いですからね」(野球ライター)
まさかの外国人監督の希望だったが、それでも鳥谷自身の監督就任を待ち望んでいる阪神ファンも多いのでは!?
(鈴木十朗)