政治

「政教分離」が聞いてアキレる!政治家と宗教「ズブズブ暗黒史」(12)山際大臣が血祭りに!安倍国葬ゴリ押しを待ち受ける「火ダルマ国会」

 9月27日に執り行われる安倍晋三元総理の国葬儀。都合16億円以上もの国費投入もさることながら、国民の半数が実施にノーを突き付けている最大の理由が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題にあることは言うまでもない。

 岸田派の有力幹部が、追い詰められた表情で危機感をブチまける。

「一連の旧統一教会問題の原点は7月に起きた銃撃事件にあり、安倍元総理は自民党と旧統一教会との腐れ縁を象徴するキーマンだった。にもかかわらず、岸田文雄総理は党内の安倍シンパに遠慮して、この一件に頬かむりを決め込んできた。いわば問題の根を不問に付したまま、国葬儀をゴリ押ししようというのだから、国民の不満や不信、怒りが爆発するのも当然。しかも10月上旬には、秋の臨時国会も控えている。野党各党は手ぐすね引いて開会を待ち構えており、前代未聞の『火ダルマ国会』になるのは確実だろう」

 中でも血祭りに上げられるとみられているのが、国民をコケにする釈明を繰り返してきた、山際大志郎経済再生担当大臣だ。岸田派の有力幹部が続ける。

「野党側は安倍元総理の最側近だった萩生田(光一)政調会長を予算委員会に引きずり出そうとするだろうが、すでに閣僚ではない萩生田氏には、あの手この手で抵抗して逃げ切りを図る手も残されている。ところが現役閣僚である山際氏は、そうはいかない。NHKのテレビ中継も入る衆参の予算委員会で、野党側から連日のように厳しい追及にさらされるわけだから。そこでまたシドロモドロの答弁を繰り返せば、予算委員会は何度も紛糾、中断する修羅場と化し、国民のフラストレーションはさらに膨張していくことになる」

 当然、岸田総理も任命責任を問われることになる。だが、「山際大臣の再任は、麻生(太郎)さんや甘利(明)さんの差し金だった」とは、口が裂けても言えない。

 火ダルマになりながら、暗礁に乗り上げていく。「岸田丸」の断末魔が目に見えるようだ。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」