もしも三冠王獲得に加え、60本塁打超えを達成したら──。
今季2億2000万円(推定)の年俸が、シーズン後の契約更改でどこまで膨れ上がってしまうのか。ヤクルト・村上宗隆の「価値」をめぐって、野球解説者の谷繁元信氏とヤクルトOB・真中満氏が9月14日、CBCテレビ野球関連番組の公式YouTubeチャンネル〈燃えドラch【CBCテレビ公式】〉で、激論を交わしている。
真中「4億で抑えたいでしょ。だって抑えておかなかったら、来年6億になるぞ」
谷繁「でも、2倍出すんじゃない。4.4億か4.5億、どう? 価値はあると思うよ。で、また三冠王獲ったら6億。お、このままいけば、日本人初の10億とかさ」
真中「ヤクルト出せないだろ。1人で10億はキツイぞ」
谷繁「夢の話だよね」
真中氏は「ヤクルトの資金力が大丈夫なのか」と心配するのだが、はたしてどうなのか。
ヤクルトの人気商品「ヤクルト1000」は、店頭での品薄状態が続くなど話題となり、3月期の売上高が前年比8.2%増と好調。
さらには、やや先の話にはなるものの、順調にいけば海外FA権を取得できる28年を待たずして、ポスティングによるメジャー移籍が実現すれば、上限2000万ドルの移籍金がヤクルトに入ることになる。
これでどうにか「回収」できるかもしれない。
(所ひで/ユーチューブライター)