今シーズンのプロ野球で打率3割1分8厘、56本塁打、134打点を記録し、史上最年少の三冠王となったヤクルトの村上宗隆。
神々しいまでの活躍で、ファンに付けられた愛称「村神様」が「新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、22歳にして国民的スター選手へと登りつめた。
来年開催されるWBCでの活躍も期待される村上だが、三冠王達成後に初めて出演したテレビ番組で「まさかの弱点」が発覚する事態になったのだ。
11月21日、村上はスポーツ番組「S-PARK」(フジテレビ系)に生出演。番組内で、各球団の現役選手が本当に凄いと思っている選手を選ぶ「プロ野球100人分の1位」のパワーヒッター部門が発表された。
受賞を確信していた村上は「これ1位じゃなかったら、雰囲気悪くなると思うんで…」と余裕しゃくしゃくのコメント。
案の定、圧倒的な得票で1位を獲得したのだが、その直後に「弱点発覚」の瞬間が訪れた。
「DeNAの桑原将志による『56号打った時の打球音はハンパなかった』との証言を受け、スタジオで村上自身が回答者となり『ホームラン音クイズ』を実施することになりました。西武・山川穂高、巨人・岡本和真のものと自分の打球音を聞き分けられるかチャレンジしたのですが、さっぱり聞き分けられず誤答。『僕、音痴なんで…』と釈明していました」(スポーツライター)
弱みを隠さない「村神様」の好感度は、また上がったのである。
(山倉卓)