平成ノブシコブシの吉村崇は、脱毛に関してはパイオニアに近い存在で、13年前から施術を受けている。濃い髭に悩みもあったが、
「ある都市伝説を聞いた。それから気になってしょうがなくなった自分がいるんですね」
と言う。ある都市伝説とは「毛なし同士が一戦交えると、感度が上がるらしい」というものだ。吉村はさらに、
「夜特化型って言われてるんですよ。毛があることが邪魔になるっていう。乳首とVIO(デリケートゾーン)に毛がないのが、イイことなんです。これがあるとないとでは、まるっきり違ったんです。むこう(女性)もやってますし、片方があったら(快感は)半減ぐらいですかね。『ある+ある』がいちばんダメです。『ある+ない』はまあまあ、『ない+ない』はもう最高です。リズムが変わるんですね。むこうも乗ってくるし、こっちも乗ってくる」
と熱く語るのだった。
そんな主張に対し、タレントのほのかは「VIOの脱毛は絶対にしない方がいい」と反論。
「人間の毛は必要だから生えている。どうしてデリケートな場所なのに、ツルツルにするんだろう」
断固反対の立場なのだ。
ほのか自身は「ボーボー」で、アレに際しては、
「相手がツルツルだったらすごいショックなんです。赤ちゃんとヤッているような感覚…」
とにかく嫌悪感を露わにするのだった。
滝沢カレンも、男性の脱毛には否定的。パンサーの向井慧によると、こうだ。
「カレンさんは『もちろん男性が脱毛しててもいいけど、全然しなくていい』と。むしろ、腕毛が生えてる人が好きなんですって。『脱毛しているヒマがあったら、もっと壮大なことを考えてほしい』っていう、全く誰とも被らない意見。多分、カレンさんだけなんじゃないかなぁって」
そうでしたか。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。