フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成し、プロ転向した羽生結弦が、9月30日に初の単独アイスショーを開催すると自身のツイッターで発表。ファンの間で「東北の経済を回している」と大きな話題になっている。
羽生は「お待たせしました!#羽生結弦 初の単独アイスショー『プロローグ』の開催が決定しました」とツイート。報告と同時にアイスショーの公式Webサイトも開設され、神奈川県の横浜公演(11月4日~5日)と青森県の八戸公演(12月2日~3日)開催を発表した。
「横浜公演についてはすでに5日午前10時からチケット先行(抽選)販売が始まり争奪戦となったようですが、八戸公演についてはチケット販売の予定が発表される前から現地ホテルの宿泊価格が大暴騰。通常5000円程度なのが10万円前後にまで跳ね上がり、羽生の追っかけファンから悲鳴が上がっているんです」(エンタメ誌ライター)
確かにファンからは、平均4000円前後のホテルが公演日だけ11万円になった、などという甚だしい便乗の様子が伝わってくる。と同時に、仙台や盛岡の宿を予約するという声もあるため、見方を変えれば「東北の経済を回している」とも。スポーツライターはどうみるか。
「1泊5000円が10万円に高騰はさすがにやり過ぎ感はありますが、青森では『ねぶた祭』の時も同じような状況になるといい、今回だけが特別というわけではないようです。周囲には安価な民宿もあり、また、仙台や盛岡に宿泊するという方法もありますが、アイスショー一つでここまで東北の経済を回すとは、羽生の人気、恐るべしですね」
ファンの中には現地でレンタカーを借りて車中泊を予定している強者もいるとか。はたして経済効果はどのくらいと試算されるのか。
(ケン高田)