4月13日から3日間、東京・調布市の武蔵野の森スポーツプラザで行われる羽生結弦選手の平昌五輪・凱旋公演「Continues~with Wings~」。イベント名を考えたのが羽生選手なら、出演者も羽生選手が自身のつながりをもとに人選したという。
「このキャスティングが、明らかに普通のショーとは違う趣です。普通なら現役の華やかなトップ選手を並べるものですが、今回は、まさに羽生選手を育て、影響を与えてきた人物が中心になっています。これまでのスケート人生を支えてくれたファンや関係者に感謝を捧げるというのがイベントのテーマですから、いかにも“羽生選手ゆかり”といえる顔ぶれが並ぶことになるのです」(スポーツライター)
出演予定は、エフゲニー・プルシェンコ選手、現在は振付師として活躍するジェフリー・バトル氏にシェイ=リーン・ボーン氏、ジョニー・ウィアー氏、川口悠子氏&アレクサンドル・スミルノフ氏、解説者の佐野稔氏、3月に引退を発表した無良崇人氏など、そうそうたる顔ぶれだ。
「実に羽生選手と関係が深い人たちばかりです。長年にわたって羽生選手の振り付けを担当しているジェフリー・バトル氏とシェイ=リーン・ボーン氏、全米選手権3連覇の経歴を持ち、現在は羽生選手の衣装もデザインしているジョニー・ウィアー氏。さらに川口氏とアレクサンドル・スミルノフ氏、佐野氏、無良氏は、実は羽生選手を子どもの頃から育ててきた都築章一郎氏の愛弟子つながりです」(前出・スポーツライター)
つまり、羽生選手の今日を作る夢の元となった子供時代のあこがれ、過去と今を支える人々というつながりなのだ。もちろん、当日のトークで彼らとの大切な物語が明かされるであろうし、さらなるサプライズゲストがあるのかもしれない。どんなイベントになるのか楽しみだ。
(芝公子)