羽生結弦ファン待望の2冊目の自叙伝が、7月に出版されることが決定した。
羽生は12年に初の自叙伝「蒼い炎」を出版しており、今回発売となるのはその第2弾「蒼い炎II」。カラー写真110点に、カナダへの練習拠点の移動、ソチ五輪、その後の事故やケガ、被災地への思い、世界最高得点の更新など、前の自伝からさらに進化した羽生の激動の4年間が綴られている。
前作の「蒼い炎」は15万部を突破して話題になったが、人気がさらに沸騰している今、今作の売れ行き、ひいては印税もケタ外れとなりそうだが‥‥、
「羽生選手は、印税をすべてアイスリンク仙台へ寄付するそうで、版元の扶桑社も売り上げの一部を寄付するとのこと。羽生選手は今も変わらず仙台に特別の思いを抱いているのです」(女性誌記者)
5月に公開された映画「殿、利息でござる」への出演も、理由は“仙台愛”。9月に開催される自転車イベント“ツールド東北2016”のフレンド(広報大使)に就任したのも「被災地を元気づけるため」なのだとか。
活動拠点を遠く離れたカナダに置いているからこそ、地元仙台への思いを一層強く抱いているのだろう。
(芝公子)