10月13日に放送されたバラエティー番組「THE突破ファイル」内の再現ドラマが「ためになる」と好評だ。
この日は「スマホ&食品 卑劣な手口を暴けSP」と題して、スマホの情報を抜き取る犯罪と食品詐欺の手口を放送。その後半に置かれたテーマ「うなぎの国産と中国産…産地偽装をどう暴く?」というドラマが「ためになった」というのだ。サブタイトルは「食品表示Gメン 執念の突破劇」。放送を見た芸能ライターが言う。
「うなぎの偽物詐欺もなるほどなと思ったのですが、ありがたいのはその中でちょっとだけ取り上げられた、牛肉のエピソードです。食品表示Gメンが精肉店に押しかけて、牛肉の品質ランクを偽った表示を暴くシーンでは、ラベルに貼ってある数字コードをスマホで検索するだけ。『ほら、このブランド肉、偽装だったでしょう』と店主に詰め寄っていましたね。まさにお肉を買おうとしていた家族が感謝しているのを見て、そんな便利な機能があるのなら、自分ももっと早く知りたかった、と」
つまり、こういうことだ。牛トレーサビリティ法により、国内で生まれた全ての牛と輸入された牛は、1頭ごとに10桁の個体識別番号の表示が義務づけられている。その生産流通履歴情報を「牛の個体識別情報検索サービス」にアクセスして調べることができるのだという。
誰もが牛肉を買う際、「A5ランクと書いてあるが、本当にこれはそうなのか」と思った経験はあるだろう。これでその心配は、モ~することはない。