広島カープから戦力外通告を受けていた中田廉投手が先ごろ、自身のツイッターで「内部事情」を暴露し、問題になっている。
中田は08年にドラフト2位でカープに入団。中継ぎとして、16年~18年にかけてのリーグ3連覇に貢献したが、一方で故障に悩まされ、1軍と2軍を行ったり来たりの状態が続いていた。
そんな中田が戦力外通告後の10月25日、突如「広島東洋カープの若手の二軍大野寮12球団で規則が今も一番厳しい寮 食事中、私語禁止携帯触るの禁止 破れば罰則。いつの時代」などとツイートしたのだ。
この発信が影響したのか、「殺害予告」が届いたといい、その文面は「お前の行動全て把握してるからな覚悟しとけよ。トレーニング終わりにプロテインいつものんどるよな? これ以上、調子乗ったら殺すからな」という、なんとも物騒な内容だったという。
スポーツ紙デスクは「送り主は熱狂的なカープファンではないか」とした上で、次のように説明した。
「殺害予告などとんでもない話で、中田もこうした事態を受けて、警察に相談することを検討しているそうです。ただ、一方でいくら戦力外通告に納得できなかったとしても、世話になった球団に後ろ足で砂をかけるような行為は反省すべき。その後は『暴露』について謝罪していますが、ガッカリしたファンは多い」
はたして警察沙汰にまで発展するのか──。
(ケン高田)