土曜朝の情報番組「めざましどようび」(フジ系)の「TOP OF THE WORLD」でのビキニ姿で人気を博した鈴木ちなみ(24)。今年3月いっぱいで同コーナーは終了したが、その後の彼女はブレイク当時の勢いが弱まっているとの声が聞こえてくる。
さる放送作家が言う。
「さまざまな国を訪問してそのエンタメ情報をレポートする『TOP──』では、ホンワカした口調と時々、お約束で出てくるその土地の温泉、プール、マッサージなどを訪ねるシーンでのE乳水着との組み合わせに癒されました。でも、今やっているレギュラーコーナーでは、一生懸命やっているのはわかるんですが、もう1つ印象に残らない」
鈴木は現在、早朝情報番組「めざましテレビ アクア」(フジ系)の中で「ちなみ探偵事務所」という視聴者が町で見つけたオモシロ映像の秘密を探るコーナーを担当。5月19日からは、「アクア」から続けて放送される「めざましテレビ」でも同コーナーが放送されることになった。帯番組で、しかも日に2回、鈴木のコーナーが流れるわけで、一見、タレント活動が上り調子に思えるが、テレビ誌記者はこうも指摘する。
「『TOP──』では現地レポートなので、周囲に珍しい景色が映りこんで、テレビ映えし、彼女のしゃべりがたどたどしいのもかわいらしく見えた。ところが、『探偵事務所』の方では、基本、水着はなく、やたら驚いたり、時には動物の鳴きまねをする様子が、ブリッコっぽく見えてしまう。それに、やたら名前にかけて『ちなみに──』と、言って情報をつけ加えるのも、いい加減しつこい感じもしてきました。水着を脱ぎ捨てた『手ブラカット』でファースト写真集が大ヒットしたのが一昨年末ですが、出演する番組の幅もそれほど広がっていない」
バラエティ番組でのリアクションもよく、下ネタもOKな鈴木。水着封印路線にシフトさせる戦略があるのかもしれないが、もう少し20代の肌露出とセットで人気を浸透させ、話術も磨いてからでも路線変更は遅くないのではないか。そう切に願ってしまうのである。