テレビ朝日の森山みなみアナが、多くの視聴者をア然とさせてしまった。
それは11月11日の「羽鳥慎一モーニングショー」でのこと。侍ジャパンの豪州戦でロッテの佐々木朗希が代表デビューを果たしたことを特集した。
「昭和の怪物」の異名を持つ野球解説者の江川卓氏がスタジオに登場すると、コメンテーターの長嶋一茂氏は「モーニングショー始まって以来、初めてドキドキしています。江川さんと同じ時間を共有できる。光栄でございます」と大感激。羽鳥も終始、興奮気味にコーナーを進行した。
一方、アシスタントの森山には一切、緊張感が見られず。羽鳥アナが「森山さん知ってる?江川さん」と聞くと、なんと返ってきたのは「すいません。昨日まで存じ上げませんでした」。スタジオが凍りつく中、悪びれるそぶりもなく、番組は進行していった。
森山アナは現在、24歳。江川氏が現役を引退した約10年後に生まれたことを考えれば多少は理解できるが、なんせ、相手は球界のレジェンド。アナウンサー職であれば、存在を知っているぐらいは常識の範囲内だろう。テレビ関係者もアキレ顔で、
「あえてフォローするならば、ヘタに知ったかぶりをするよりはマシ、といったところでしょうか。しかし特に『モーニングショー』は40代から50代の視聴者が多いとされ、もちろん野球情報を扱うことも多々ある。その番組担当者としては、あまりに知識が浅すぎますよ。一茂氏も苦笑いしていましたが『恥じて下さい』とした言葉には、本気でアキレ返っている様子が窺えました。森山アナも江川氏の現役時代のエピソードを聞かされた後は恐縮しきりだったものの、猛省すべきでしょうね」
容姿の可愛らしさと若さでは許されないのだ。
(ケン高田)