昨今、昭和レトロが流行していますが、カプセルトイにもこんなものが登場しました(写真)。観光地のお土産物屋さんに必ず置いてあった、三角形の旗。そうです、「ペナント」です。地名とともに、ご当地の名所や名産品などが描かれていました。なんとも懐かしいこと!
昔から収集癖がありまして、ペナントやキーホルダー、この手のものはつい買ってしまいがちです。実家の壁にはまだいくつか、ペナントが貼ってあるかもしれません。
自分で買うのはいいのですが、正直、お土産でいただくと困ってしまうのですよ。みうらじゅん風に言えば「いやげ物」。
そんなペナントが、カプセルトイで販売されました。その名も「ペナントポーチ・昭和レトロお土産コレクション 夜の街編」(株式会社ビーム/1回300円)。
ラインナップは「思い出の歌舞伎町」「思い出の中洲」「思い出の道頓堀」「思い出のすすきの」の4種類。懐かしさのあまり、ついガチャってしまいました。残念ながら「思い出のすすきの」のみ入手できませんでしたが、そこにはおなじみ、すすきのビルのニッカウヰスキーの看板、タラバガニ、時計台などが描かれているようです。
ちなみにこちら、横幅がおよそ35センチありまして、壁に貼ったりポーチにしたり、とあります。ただ、なにぶん先細りの形をしているので、ポーチとしてペンなどを入れたところで出しづらく、実用性という点では「???」です。まあ、そこはそれとして、あくまでもノスタルジーを満喫するグッズ、ということで。
このペナントポーチ、近々、第2弾が登場するそうです。その名も「ペナントポーチ2・昭和レトロお土産コレクション 海外篇」。ラインナップは「思い出のニューヨーク」「思い出のパリ」「思い出のホノルル」「思い出の香港」の全4種類。ニューヨークにもパリにもホノルルにも香港にも思い出がないので、あまりそそられませんが…。
はたして海外のお土産物屋さんにも、このようなペナントが売られているのでしょうか。
個人的には海外よりも、京都、神戸、金沢、仙台など、おなじみの観光地や、富士山、阿蘇山、桜島の山シリーズ、名古屋城、姫路城、犬山城、彦根城あたりの城シリーズを出してほしいな、と。
ちなみに昔のペナントはメルカリなどで結構、叩き売られています。お宝というわけにはいかないようですね。
(カプセルタロウ)