日向坂46・影山優佳が11月23日のカタールW杯・日本vsドイツの生中継で、スタジオ出演。ABEMAで解説を務めた元日本代表・本田圭佑とのマニアックなやり取りが、ファンを驚かせた。
ドイツに先制点を許しながら、後半に立て続けに2得点を奪い、奇跡の大逆転劇を演じた日本。森保一監督は、前半のドイツのフォーメーション変化に伴い、ハーフタイムで5バック(実質的には3バック)へと陣容を変えるとその采配がハマり、14年大会王者から勝ち点3を奪うことに成功した。
試合後、影山は現地カタールからリポートする本田に対し「後半にフォーメーション変更があったが、特に何が効いたと思いますか」と質問。これに本田が「(最終ラインを)5枚にしたところですね。ただ、前半のうちに変えることができるようになれば、日本のレベルはもっと上がる」と返答。影山はさらに「ドイツはサイド攻撃を早いうちから可変的にできていたと思うんですが」と、ドイツの柔軟な戦術の対応力を称えた。
再び本田が「今の日本の力量だとドイツに合わせるサッカーを選ばざるをえない。そんな中、後半に合わせた森保さんの采配が凄かった」と返すなど、21歳の現役アイドルとは思えないほど、マニアックなやり取りで視聴者を驚かせている。
影山は5歳の頃に、元ブラジル代表MFカカのプレイに魅了され、以降はドイツ・ドルトムントのファンに。日夜、サッカー鑑賞に励む「ガチのオタク」だ。キャッチフレーズは「あなたのハートにゲーゲンプレス」で、ドルトムントが得意とする素早いボール奪取戦術から引用するなど、そのサッカー愛はアツすぎるものがある。
「今回のドイツ戦では、試合前の日本代表スターティングメンバー予想で、MF柴崎岳以外の10人をズバリ的中させたことでも、大きな話題になりました。本来なら守備の要ながら、体調が万全ではないDF冨安健洋のベンチスタートを予測するなど、常に最新情報を網羅していることも窺えます。これには『むしろ監督がスタメンを参考にしたレベル』との指摘もありました(笑)。本田とのハイレベルな会話を終えて、スタジオから『教えて頂いてありがとうございます』と満足そうに返した点にも、すごく好感が持てましたね」(テレビ誌記者)
今大会ではABEMAとテレビ朝日の中継に20試合以上、ゲスト出演することが決まっている。引き続き、そのオタクぶりが炸裂することになるだろう。
(木村慎吾)