日向坂46・影山優佳のサッカー愛が炸裂している。開催中のカタールW杯ではマニアックな解説とコメントで大活躍中だが、11月29日には多忙を極める中で「ユーロジャパンカップ2022」を、スタジアムで生観戦した。
影山はテレビ朝日・ABEMA系列のW杯中継で、20試合以上の出演をこなす。連日にわたって深夜の生放送に出ずっぱり状態となっている中、11月29日のインスタグラムでは「ユーロジャパンカップ2022 横浜F.マリノスvs ASローマを観に行きました」と報告し、現地観戦を満喫する姿をアップした。「ワールドカップ生放送の前に国立競技場!笑」と、サッカーの仕事の前に、サッカー観戦で束の間の休憩を取ったようだ。
インスタグラムでは、W杯の各試合で独自の視点からMVPを選出する「影のMVP」シリーズを発信中。11月30日に更新したストーリーズで「オランダVSカタール」の一戦を取り上げ、「影のMVP」にオランダのFW「メンフィス・デパイ選手」をチョイス。「クロスが上がった時、オフサイドを気にしながら少し足を止めて動き出す、という緩急で守備の隙をついていたのがさすがでした」と同選手のプレーを分析し、「そしてメンフィス選手とフレンキー・デヨング選手のバルセロナコンビは今後も注目です」と締めた。これにサッカーファンから「やっぱりガチだ、この子」との絶賛が相次いだのだ。いったいなぜか。サッカーライターが解説する。
「通常、解説者や実況アナがサッカー選手の名前を読み上げる際は、ファーストネームではなく苗字で呼ぶのが一般的で、影山もメンフィス以外の選手は苗字で記載しています。しかし、メンフィスは以前からメディアやファンから苗字で呼ばれることを嫌っている。その理由として、彼が4歳の頃に家族を捨てて蒸発した父デニス・デパイへの強い恨みがあると明かしたことがあります。彼の父親に対する怒りは相当なもので、新人時代から周囲に『デパイとは呼ばないでくれ』と要請し、代表でもクラブでも、ユニフォーム印字は『DEPAY』ではなく『MEMPHIS』。これは一部のサッカーファンだけが知るストーリーですが、彼をキチンと『メンフィス選手』とファーストネームで呼んだ影山に、ファンは脱帽したのです」
まさに日本の影なるMVPといえる活躍だろう。
(木村慎吾)