先日、発生したAKB48の握手会「ノコギリ事件」。メンバーの入山杏奈と川栄李奈が骨折などのケガを負ったことで、6月7日の「総選挙」での警備態勢が見直された。
7万人もの観客全員に金属探知機を用いたボディチェックを行うことが決まっている。どんなに時間がかかる検査であっても、メンバーの安全には代えられないということのようだ。
ところが、ある芸能記者はこう話す。
「握手会を止めるわけにはいきませんから、『とりあえず検査しています』ってことですよ。『こんなに安全に配慮していますよ』というパフォーマンスでしょう」
というのも、6月2日に行われたAKB48岩田華怜(16)の「笹かまの日大使」就任発表イベントがきっかけだという。報道陣にまで手荷物検査が実施されたというのだ。
「簡単にカバンの中を覗くだけでした。報道陣に暴漢が紛れ込んでいる可能性なんて、観客に紛れ込む可能性と比べれば低いから仕方ないとはいえ、検査のことを主催者側は『警備態勢は完璧と書いておいてくださいよ』ですからね。」(前出・芸能記者)
疑いだしたらきりがないという運営側の気持ちもわからないではないが、メンバーの身の安全だけはしっかりと守ってほしいものだ。