20年、マクドナルドのCMに出演した木村拓哉の「ハンバーガーの握り方」が独特すぎると話題になったことがある。実はキムタク独自の指の使い方は、ハンバーガーだけに適用されるものではないようなのだ。
ハンバーガーの「キムタク持ち」は、人差し指と中指をバンズの上に置き、他の指はバンズの下から支えるというもの。当時はマネする人も続出したが、ドランクドラゴンの鈴木拓は先ごろ「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演時、かつてドラマ「HERO」で木村と共演した際に目撃した「指使い」を明かしている。
それは人数の数え方で、鈴木は「お子さん、何人いるんですか」と聞かれたのだが、木村はまず人差し指を立てて「1人ですか」と聞き、それ加えて親指を立て「2人ですか」。さらに「3人ですか」と小指も立てて表現したという。
鈴木も番組MCの上沼恵美子も「カッコイイ」と絶賛していたが、
「実際にやってみると指がつりそうになるし、一般的にそんな人数の表し方は、あまり見たことがない。キムタクにしか許されない指使いと言えるのでは(笑)」(テレビ関係者)
木村は19年放送の主演ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)でも、舞台となった三つ星レストランの「三ツ星」を、親指と人差し指で輪を作り、残りの指を立てて表現。これもまた、視聴者の間で話題になっていた。数え方ひとつでサマになるのだから、なんともすごい話である。
(鈴木十朗)