例えば5月31日。1日4店で4機種を打ち、合計5万発GET。20万円のボーナスを手に入れました。この大勝ちも、1台にベッタリ座って打つスタイルではなく、出玉を一切減らさない20年間一貫した「カニ歩きオスイチ勝ち逃げ打法」のなせる技です。釘は一切わからないので、座ってすぐ当たらなかったらヤメるだけです。
あからさまに牙狼FINALを意識した高尾のCRダブルライディーン(大当たり確率383.2分の1/ST突入率約61.9%)は、昔の古いアニメをご存じの方なら楽しめるかもしれません。しかし荒いスペックで、ST131回スルーの多さと、2~3連で終わる弱いライディーンが多いところまで牙狼ソックリなのです。
本家・牙狼シリーズのサンセイR&Dからは、ついに2014年度正統後継機CR牙狼~金色になれ~がお盆前に登場します。はたしてFINALを超える爆発を見せるのか? 鋼牙が主人公でない、昨年テレビ東京系で放映された牙狼がモチーフで、ST161回、全て約2000個の出玉が得られます。
そして、お待たせしました。坂本冬美さんのパチンコ台CR坂本冬美~いい女になりたくて~(大当たり確率298.3分の1/確変突入率58%)が全19曲、ミドルタイプで登場です。図柄大当たり全て必ず15R(約1500個)と安心のスペックでマルホンから登場です。変則スペックの戦国モノやシャカRUSHなど、キワモノイメージが強かったマルホンから、久々に演歌の大物歌手とのタイアップです。AKB48っぽい演出もあって、ファンなら一度は打ってみたくなるシンプルな仕上がりです。
お盆といえば、リングの第3弾が登場します。藤商事は2年前、リング第2弾でオカルトパチンコ路線をメジャーにしました。京楽がクロユリ団地を出すなど、ホールにホラーコーナーができたものですが、昨夏、藤商事から出たCR呪怨が、あまりの出玉の辛さで、お客さんが悲鳴を上げて逃げ去り、すっかりホラーブームに冷水を浴びせてしまったのは記憶に新しいところです。
それが今夏、貞子が3Dで復活するとのウワサが出ています。ここ1年、鬼太郎やオーメンやモーニング娘のハロープロジェクトのパチンコ台がパッとしなかった藤商事ですが、貞子の逆襲が迫っています。
そんな藤商事が、大当たり1日100回オーバーという変則スペックを現実のものにしたヴァン・ヘルシングのドラキュラバトルが復活です。CRヴァン・ヘルシングII(138分の1)は84回のSTタイプ。ザコキャラ退治のポイント出玉UPの小当たりは、現在のパチンコでは、スロットの上乗せ演出風で、なかなか気持ちよくできています。いかにオスイチでドラキュラバトルに入るか?
45の倍数狙いで、ST84回スルー即ヤメ台を狙って90回転ジャストでお座り一発! 夜10時過ぎから閉店まで7000発は、サラリーマンの方には、CRぱちんこキン肉マンの一発逆転2400MUSCLEとともに狙い目ですよ。
◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!
※この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。