サッカーW杯カタール大会で日本代表を率いた森保一監督が、大晦日の「第73回NHK紅白歌合戦」に審査員として出演すると報じられた。NHKが日本サッカー協会を通じて打診し、森保監督が「応援してくれた国民に感謝の気持ちを伝えるためにも」と承諾したという。
まさかの森保監督の出演報道に「メモ帳持って審査しそう」などと関心が集まっているが、「年末くらい休ませてやれ」「話題になればサッカー監督まで引っ張り出すのか」などと、とりわけサッカーファンの間では非難轟轟の様子。サッカーライターが言う。
「森保監督は4年にわたってチームを指揮し、強豪国のドイツやスペインを破る快挙を達成しました。サッカー協会は年明けにも監督続投を要請する見通しとなっており、今後も多忙が予想されます。また、遠征で家を空けることも多いため、年末くらいは家族で過ごさせてあげたいと、サッカーファンなら誰もが思ったんじゃないでしょうか」
今年の紅白では後出しで何度も出演歌手が追加発表されているが、
「それでなくとも『物足りない』とヒンシュクを買っています。そんな中で森保監督まで担ぎ出すとは、NHKの焦りがありありとわかるようで…」(放送作家)
紅白では過去に川淵三郎氏や澤穂希などが呼ばれたことがあったが、どちらも話題性重視で「審査員」とは名ばかり。この調子では「ブラボー!」で話題になった長友佑都まで引っ張り出されそうな勢いだ。
(ケン高田)