日本代表が夢の扉を開いた!6月19日に行われたサッカーW杯ロシア大会の初戦・コロンビア戦で、日本が2-1で快勝。決勝トーナメント進出に向けて最高のスタートを切った。この試合ではMF香川真司がW杯出場4試合目にして待望の初得点を記録。各メディアの採点でもチームトップクラスに位置付けられ、その才能と実力を世界最高峰の場で証明する形となった。
その香川が、ゴールキーパーとしても優秀であることを示すシーンが、試合前日の18日にテレビ番組で映し出されたという。しかも子ども向け番組だったというのだが、子育て中のスポーツライターが語る。
「香川は朝の子ども向け番組『ピタゴラスイッチ』(NHK Eテレ)に11日と18日の2週にわたって出演。以前から何回か同番組には出演していますが、今回はW杯直前とあって『ピタゴラに香川が出てる!』と視聴者を驚かせました。香川が登場したのは、子どもたちがリモコンで父親を操作する『おとうさんスイッチ』のコーナー。『香川スイッチ』と題された今回は、“がぎぐげご”の各文字にちなんだ動きをするというもので、この“ご”でゴールキーパーに挑戦したのです」
そのシーンで香川は、子どもたち3人を相手にゴールキーパー役に挑戦。3対1ではさすがにあっさりゴールを決められるかと思いきや、何と3本のシュートをすべて止めてみせたのである。それでいて子ども相手にムキになる様子もなく、笑顔で子どもたちと接する姿は好感度抜群。サッカー選手としても一社会人としても魅力的であることを示していた。
「ほかにも『“が”いこくごをはなす』では流ちょうなドイツ語で自己紹介。『“ぎ”たーをひく』ではGのコードを押さえていたものの、実際には弾けないようでした。『“ぐ”らたんをたべる』では食レポでも合格点の笑顔を見せ、『“げ”たをはく』ではピッチ上でげた(実際には雪駄)を履くシュールな絵面が視聴者に受けていましたね」(前出・スポーツライター)
ピッチ上でも画面でも存在感を示した香川。欧米のプロスポーツ選手はテレビ出演でエンタメ感あふれた姿を披露するものだが、ドイツのボルシア・ドルトムントで活躍する香川も、その域に達しているようだ。
(金田麻有)