木村拓哉にとって、やはり「男闘呼組」は相当大きな存在らしい。そんな最たるエピソードを、お笑いタレントのケンドーコバヤシが明かしている。
先ごろ放送された「やすとものいたって真剣です」(ABCテレビ)に、「男闘呼組」の前田耕陽と高橋和也がスタジオ出演した時のこと。
番組MCの海原ともこは前田の妻で、珍しい夫婦共演となったわけだが、29年ぶりに再活動した「男闘呼組」のジャニーズ時代などについてトークが展開される中、復活ライブにも参戦したというケンコバがVTR出演。木村と仕事をした際のやり取りがふるっていた。
ケンコバによれば、その時、木村に「なんでケンコバ君、そんな(男闘呼組のこと)詳しいの?」と聞かれ、同期の漫才師が前田の妻だからと…つまり海原のことを説明すると、木村は「あっ、そうだ…」と態度が一変。恐縮した様子になり、「お世話になってます」と頭まで下げ、妙な空気になったというのだ。エンタメ誌ライターが語る。
「東京・有明で行われた男闘呼組の再結成初ライブには、木村と生田斗真、佐藤アツヒロが足を運び、それぞれが自身のインスタで報告していました。木村は特に岡本健一を慕っており、かつてジャニーズの合宿所で、ある先輩がSMAPのメンバーに『服をやるよ』と声をかけ、一人ひとり名前が呼ばれる中、木村だけが除け者に。それで腐っていたところへ通りかかった岡本にご飯に誘われ、フォローの言葉をかけてもらったというのは有名な話です。そのため、木村が男闘呼組をリスペクトしているのですが、ケンコバに恐縮するほどとは驚きでした」
それだけ岡本とは強い結びつきなのだろう。
(鈴木十朗)