4月16日に主演ドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)がスタートする木村拓哉。1987年にジャニーズ事務所に入所して28年。今や事務所でも古株になったキムタクだが、今でも当時の事を思い出すという。
「木村さんは常々、『アイドルっていうのは憧れられる存在。だから、自分が誰かに憧れていた時の気持ちを忘れたらいけない』と言っています。そんな彼が『いちばん影響を受けた先輩』として公言しているのが、『男闘呼組』の岡本健一さんです。入所して少ししたくらいから可愛がってもらい、よく洋服をくれたり、ご飯に連れて行ってもらったんだとか。岡本さんは木村さんのギターの師匠でもあります」(芸能関係者)
そんな木村が尊敬していたもう一人の先輩が、田原俊彦のバッグダンサーや、「CHA-CHA」で活躍した木野正人だという。芸能関係者が続ける。
「レッスンやステージで一緒に踊る際、最前列で踊る木野さんの後ろ姿がとても大きく見え、尊敬の眼差しで見ていたそうですよ。しかも、先輩風を吹かせるわけでもなく、すごく優しい。木野さんを見て、『自分もそういう存在になりたい』と強く思ったそうです。木野さんはその後、『CHA-CHA』やジャニーズ事務所を辞め、アメリカへダンス留学。帰国後は田原俊彦さんの振付などを担当し、現在は出身地である静岡県でダンスアーティストとして活躍しています」
キムタクの原点の一部は、こうした先輩たちの背中にあるようだ。