先日行われた漫才賞レース「M-1グランプリ2022」に審査員として初参加した山田邦子が、再ブレイクの兆しを見せている。
80年代後半から90年代後半にかけて、全国ネットのゴールデンタイムに放送された冠番組をいくつも掛け持ち。山田はそんなレジェンドタレントである。
「数年前には長年所属した太田プロダクションを退社して、完全フリーになった。とはいえ、YouTubeなどで細々と芸能活動を展開するくらいしか、出演場所がありませんでした」(芸能関係者)
ところが上沼恵美子の審査員引退に伴い、入れ替わるようにして入ったM-1では「決勝に残るチームはどれもレベルが高く、とても面白かった」「的確で、公平な審査をした」などと、終了後にSNSなどで発信していた。テレビ制作スタッフは、
「女性芸人界では今や大御所の山田ですが、本職のお笑いでスポットを浴びたことで、健在ぶりをアピールすることに成功しました。若い世代のテレビ局スタッフが、山田を面白がって出演オファーを出すか。他にないタイプのタレントなので今後、重宝される可能性は高い。なんせ、実力は折り紙つきですからね」
再び「やまだかつてない」時代がやってくるかもしれない。