本田翼主演の連続ドラマ「君の花になる」(TBS系)の最終話が12月20日に放送され、平均世帯視聴率5.4%となった。
同ドラマは本田演じる元高校教師(あす花)が寮母となり、売れない7人組ボーイズグループ「8LOOM」を応援していくという内容。テレビ誌記者によれば、
「イケメンを起用したぶん、多少は盛り上がったようですが、当初から酷評を浴びていたムリのある展開が響いたようで、最後まで数字には結びつきませんでした。初回の6.5%から落ち込み続け、6話では4.6%。最終話前の9話も4.9%。なんとか最後に5%台に乗せた格好ですが、爆死と言っても過言ではないでしょう」
そんな本田の危うさを指摘するのは、芸能関係者だ。
「もはや『本田翼主演』は何のウリにもならず、出演CMが多いことでスポンサーが付きやすいことだけが救い。彼女は以前から『棒演技』ぶりが指摘されていましたが、それでも視聴者がついてきた。しかし昨年6月のイケメン研修医との熱愛報道からファン離れが加速して、一部で破局が報じられた後も、元には戻っていないのでしょう。本人もそのことは察知しているようで、『キミハナ』も自身のインスタではほぼ告知をせず、テンションの低さが窺えました」
ただ、彼女が出演する人気シリーズ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)などは違うという。
「ここでの本田はあくまでメインを支えるヒロイン役で、主演は窪田正孝。脇も広瀬アリスや遠藤憲一、山口沙弥加など、実力派が固めています。加えてストーリーにも重厚感があり、本田の力量不足など埋もれて目立ちません。4月に劇場版が公開された際に、彼女も続編を期待するコメントを残していることからもわかるように、居心地がよく、ライフワークにしたいとまで思っているようです」(前出・テレビ誌記者)
年が明けての1月期には深夜ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(テレビ朝日系)に出演するが、こちらも主演は高橋一生で、本田はヒロイン。こうした起用が正解なのかもしれない。