10月18日に放送された本田翼主演のテレビドラマ「君の花になる」(TBS系)第1話の視聴率が、6.5%だったことがわかった。この数字は、今年放送された火曜ドラマで最も低いという。テレビ誌記者が解説する。
「TBS火曜ドラマの初回視聴率は今年、清原果耶主演『ファイトソング』が9.2%、上野樹里主演『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』と、永野芽郁主演『ユニコーンに乗って』が、いずれも8%台でした。そして今回の『君の花になる』は、18年放送の有村架純主演『中学聖日記』以来の6%台という厳しいスタートとなっています」
そんな「君の花になる」は、ある理由で高校教師を辞めた本田演じる主人公が、崖っぷち7人組ボーイズグループの寮母となる物語なのだが…。
「1話の終盤では本田が、ライブを終えたボーイズグループとともに銭湯へ行く展開が描かれました。当然ながら、お風呂に入るシーンが登場するかと思われましたが、本田どころか男性出演者の場面すら流れなかった。これには『銭湯まで来ておいて、お湯に浸かるシーンがないなんて』『まさかの全カットか』という不満が、視聴者から続出する事態に。お風呂のシーンは今年、NHK朝ドラ『ちむどんどん』で未成年役を演じた上白石萌歌や、陸上自衛隊を舞台にした『テッパチ!』(フジテレビ系)での過度なシャワー場面が一部で炎上しましたから、TBSは空気を読んだのではないか、とみる向きも…」(前出・テレビ誌記者)
そもそも放送前から、寮でのお風呂場面が期待されていた本田。今後、出し惜しみが続けば、低い視聴率も追随することになるかもしれない。