冬ドラマのラインナップが出揃う中、豪華キャストが話題なのは、1月17日にスタートする「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)だ。
約2年ぶりの連ドラ復帰となる広瀬すずと、King&Princeの永瀬廉の初共演が実現。しかもラブストーリーということで俄然、注目度が増していた。
だが、放送前にもかかわらず、なにやら不穏な空気が流れているのだ。芸能ライターが説明する。
「11月末に、ドラマ公式のインスタグラムが開設されました。そこで広瀬と永瀬がクランクインを報告するツーショット動画を投稿したところ、永瀬ファンから『距離が近すぎる』と、アンチ広瀬のコメントが乱発。これに対して『キンプリファンって民度低いのね』など、広瀬ファンが応戦するバトルが展開されているのです」
永瀬といえば、21年度前期のNHK朝ドラ「おかえりモネ」で、主人公・永浦百音(清原果耶)の同級生「りょーちん」こと及川亮を演じ、どこか陰のある雰囲気とイケメンぶりが話題になると、
「百音が上京して出番が少なくなった途端、りょーちんロスが巻き起こり、あまりの人気にNHK局内でスピンオフの話が浮上するほどでした」(スポーツ紙記者)
朝ドラでも百音との恋仲が注目されたが、今回の放送枠は22時台。しかも脚本は「あすなろ白書」や「ロングバケーション」(いずれもフジテレビ系)といった恋愛ドラマのスペシャリストとして知られる北川悦吏子氏が務めるだけに、永瀬ファンはヤキモキを抑えられなかったのか。
とはいえ、あまりの反響に、ドラマ関係者は戦々恐々としているという。テレビ誌編集者が明かす。
「当然、2人で和やかに話しているどころか、序盤から広瀬がおんぶされるシーンがあったり。ラブストーリーなので、胸キュン場面が毎回のように散りばめられています。はたして熱烈ファンがどんな反応を示すのか。スタッフはインスタに投稿するにも神経質にならざるをえません。おっかなびっくりで、頭を悩ませているそうです」
アンチ上等、それだけ注目されているだけに、高視聴率が期待できるのではないだろうか。