2022年も残りわずか。街ではイルミネーションが灯りクリスマス気分が蔓延する中、「会社の締め日が終わって、この時期の客層は本当に最悪なんですよ」と憂鬱な表情で語るのは、都内の性サービス店に務める女性だ。彼女が体験した年末年始の最悪客エピソードを聞いた。
「去年のクリスマスに来た客は、女性用の肌着をつけて赤ちゃん言葉でプレイするヘンタイでした。しかもプレイ前のシャワーを拒んだので『シャワー浴びないとプレイはできません』と店長にチクって説得してもらいましたよ。シャワーを浴びても変なニオイがするし『私、こんな日に何をやっているんだろう…』と病みそうになりましたね」
通常、クリスマスには、恋人やパートナーがいないと思われるなどの世間体を気にして、なかなか性サービス店には足が向かないという。つまり、クリスマス当日に来るのは、人目を気にしない少しネジが緩んだ客だということになる。
だがその一方で、年末年始は若い客が増えて、これはこれで憂鬱だという。
「忘年会や新年会の後に、若い客がノリで来るんです。酔っ払っているので足元がおぼつかない人や、受付で『安くしてよ~』と値切る客もいます。でも、もっとダルイのは、若いからというだけで本番を迫ってくる人。『普段、オヤジの相手ばっかりして大変でしょ』って、いちばん短いコースで何を言ってるんだ、と。こっちからすれば、ロングで入ってくれるオヤジ客の方がよほどありがたいですよ」
年末年始についハメを外したくなる気持ちはわかるが、最低限の店のマナーを守って遊んでほしい。