2022年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で、年間大賞に選ばれた「村神様」。これはヤクルト・村上宗隆を称える呼び方で、今季は日本選手最多のシーズン56本塁打、史上最年少の三冠王に輝き、旋風を巻き起こした。
実は今、「ヤクルトの村上選手よりも前から、元祖『村神様』が存在した」という指摘が出ているのだ。
「Jリーグ・アビスパ福岡のGK村上昌謙は、昨年から同チームの正GKを任され、開幕当初は不安視されたものの、次第に守護神として定着。神がかったセービングをたびたび見せ、サポーターから『村神』と称されるようになりました」
こう明かすのは、サッカー関係者である。続けて、
「そしてこちらの方が、ヤクルトの村上選手より早かったのです」
意外なところにも「村神様」がいたことになる。
サッカーW杯で日本がグループリーグ突破を決めると「流行語大賞は今からでも『ブラボー』だろ」との声も多い。今回の年間大賞「村神様」は、なにやら肩身が狭い状況だ。
(鈴木十朗)